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■入船山記念館と時計台
入船山記念館は国重要文化財に指定された「旧呉鎮守府司令長官官舎」を
中心に呉海軍工廠「塔時計」や「東郷家住宅」などからなり、昭和42年(1967)
に開設されました。深い緑に囲まれ静かな時を刻んでいます。長官官舎
客室の「金唐紙(きんからかみ)」が見事です。
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■ 本庄水源地とお花見
呉市の歴史遺産である「本庄水源地」は旧帝国海軍の規模が大きくなるにつれて用水の需要が高まり、築造されました。緩やかなアーチ状の堰堤はすべて花崗岩で築かれ重厚な美しさを醸しています。戦後の市民には「焼山の水源地」の呼称で親しまれ「お花見」に行くところでした。 |
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■ 黒瀬川と真光寺橋
黒瀬川(広の大川)に架かる「真光寺橋」です。呉市では最も古い木橋で170年前の江戸時代に架けられました。木橋独特の繊細優美な姿は、京都嵐山の「渡月橋」と比較されることもあります。平成30年7月の「西日本豪雨」で流失してしまいました。いつの日か再建が待たれます。 |
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■ サルベージ船と音戸の瀬戸
平成25年完成の第二音戸大橋の巨大橋梁はIHI新宮工場で組み立てられ、呉市で創業の深田サルベージ建設鰍ェ移送、流れの速い音戸の瀬戸で両岸の橋脚に固定する困難な大工事でした。幅280m、吊り荷重量3,500トンの巨大な橋梁ですが誤差はわずか2ミリとのことでした。 |
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■ 夕日のアレイからすこじま
国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園で、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦が錨を下ろしています。「アレイからすこじま」の由来は呉浦にあった「からすこじま」という小島と英語の「小道(アレイ)」から来たものです。夕日に映える景色が美しくお薦めしたいスポットです。 |
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■ てつのくじらと大和ミュージアム
平成17年オープンの「大和ミュージアム」の斜め前に役目を終えた潜水艦「あきしお」がサルベージ船によって呉湾を輸送後、陸揚げされ、平成19年「てつのくじら館」としてオープンしました。背景には呉市のシンボル「灰ヶ峰」や海上を現地まで誘導した「パイロット船」も見えます。 |